女性の復職 選択肢広く

日の出、日の入りの時間が変わってきて昼間の時間が少しずつ短くなってきました。まだまだ暑い日が続きますが、秋がそこまできている

のでしょうか?そうだったらいいんですが、今年は、暑すぎて蚊も活動できないということを聞いて、そういわれればあんまり蚊に刺されて

ないような気がしました。でも最近は、やや暑さがピークを越えたせいか外にいるとよく刺されてしまいようになってきました。

これも一つの秋の訪れなのでしょうか?

人手不足の昨今、労働人口が減っていくなかで育児等で一旦仕事を離れた女性に対する制度が見直されてきているようです。

 

 

【8月30日 日本経済新聞より】

出産や育児で仕事を離れる女性への復職支援が広がっている。人手不足が成長の制約となるなか、女性が能力を発揮する機会が乏しければ生産性の向上すら望めなくなる。政府はいったんキャリアが途切れた女性が良い待遇で働けるよう学び直しを支援し、企業は再雇用の制度を広げている。多様な従業員が働く環境をつくり、企業の成長を後押しする。出産や子育てで離職する女性は過去5年で101万人にのぼる。総務省によると育児をしている女性の就業率は30~34歳で62%で、同年代の平均より10ポイント以上低い。働いていないが就業を希望する人は2017年に262万人いる。

総務省の労働力調査によると17年に転職した女性は164万人で、このうち7割が非正規の仕事に就いた。仕事を長く離れた結果、かつての経験を生かす仕事に就けない人も多い。文部科学省は学び直しを「女性のキャリアアップの選択肢」と位置づける。政府は出産や育児をした女性が学び直し、良い待遇の仕事に戻れるように支援する。文科省は「職業実践力育成プログラム」を実施する大学に、19年度から従来の半分となる60時間で履修できる講座を設けるよう求める。時間がとれない女性が受講しやすくなる。日本女子大学によると「人材の多様性を重視する大企業からも、学び直した40代女性への引き合いは強い」という。厚生労働省は雇用保険を納めていた人が対象の教育訓練給付金について、18年からは離職から20年がたっていても受給できるようにした。足元で年1万3千人ほどの受給申請者が4~5割増えると見込む。国家資格の養成課程などキャリアアップが見込める講座は、19年度に給付率を2割から4割に上げる方針だ。